現代思想 2022年9月 メタバース
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気になった論考
要約「バ美肉――バーチャル・パフォーマンスの背後にあるもの。技術と日本演劇を通じたジェンダー規範への対抗」
VTuberは日本の伝統演劇、歌舞伎と人形浄瑠璃に由来するのではないかという見方。 人形浄瑠璃における女性は女性らしさ表すものであって生物学的な女性ではない
のと同じようにバーチャル美少女は美少女を表すものであって生物学的な女性を表すものではない
美少女アバター使用者の多くはカワイクなるために実践していて、生物学的な女性を演じるためではない
バ美肉の戦略には大きく３つある
かわいくなれる
社会的次元
バ美肉により、社会において男性が直面する困難から逃避できる
美少女としてジェンダーパフォーマンスをすることで、期待から逃れたい
バ美肉はヘゲモニックなジェンダー期待から距離を置くことが出来る
上の論考をベースに話を進める
現実か虚構かという議論の混乱。上の論考では1と5を取り出して話されていた。 愛好者が魅力を感じる対象が3次元なのか2次元/ある種の人工物なのか問題 2 存在感
キャラクタや作品世界がが生き生きと存在しているように感じられるか
3 表現論
写実的か否か
4 内容の事実性
書かれていることが事実か否か
5 欲望や感情の新生性
二次元への欲情は本物なのか。人間の代替物として二次元を欲望しているだけではないか
❓️
メタバースは「いき」か？
メタバースでアバターはいかにして充実した生を送りうるか
雑感
VTuberになり配信活動をするよりも当たり前にVRChatなどで美少女アバターを用いて会話したほうが、逃避としてそして仮想の身体として十分機能するだろう